授乳期の90%くらいは母乳で育てた桃山美月(@nekoko_shufu)です。

はじめはミルクと混合、はたまたミルクだけで育てようかと思っていたくらいに、 母乳育児にこだわりはありませんでした。

(完全)母乳育児に移行した理由は、単純に調乳や哺乳瓶の洗浄がめんどくさかったから。

ゆるゆるスタートしたつもりだったのに母乳は生産され乳腺炎手前にまでなってしまいました。

長女が生まれて約半月経ったころに乳腺炎で激痛に苦しみ桶谷式マッサージに助けられたときのお話です。

桶谷式マッサージを知らない人へ

桶谷式治療手技(乳房マッサージ)
昔から行われている痛いマッサージとは違い、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムーズに出す独自のマッサージです。

私達の相談室は、かわいい赤ちゃんが生まれておっぱいで育てたいと思われても、スムーズに母乳育児ができない、赤ちゃんが吸い付けない、おっぱいがバンバンに張る、おっぱいが痛い、おっぱいが足りない、断乳(卒乳)の仕方がわからないなど、母乳育児に不安を抱えておられるお母さん方に、乳房マッサージを行い、授乳指導援助、搾乳指導援助、を行っています。

http://www.oketani-kensankai.jp/html/introduce.html

はじめての母乳育児がスタート

産んですぐは初産ということもあり、母乳が出にくかったです。

ちゃんと出てるし大丈夫そうねなんて言われていましたが、入院中は長女の体重の増えがよくなくて黄疸が出てしまいました。

それでもギリギリ予定どおり退院できたのですが、入院中と同様にミルクと母乳の混合で育てていました。

夫の仕事は退院後数日でスタート。

ミルクを作るのが面倒だったので、頻回授乳をすることで母乳の不足分を補いました。不安だった体重も順調に増えていることが確認できました。

完母のはじまりです。

痛み発生から1時間で服が触れるだけで痛くなった

完母になって約10日…

朝方、左胸が少し痛いことに気づきました。

出勤前の夫に痛みを訴えるわたし。

わたし「めっちゃ痛いんやけど…」

夫「どうしたらええの…とりあえず病院行こうや」

わたし「ググってみたら自力でなんとかできるって書いてあるけど…こうして喋ってる間にも痛みが強くなってる…うぅ…」

夫「とりあえず電話だけでもしてみて聞いてみたら」

わたし「うん」

このやり取りをしていた1時間ほどで服が動いて触れるだけでも痛かったです。

ぶっとおしで痛みがあるので陣痛よりもつらかった…

■症状■

  • しこりというよりも堅いサラダチキンが脇にある
  • 息を吹きかけるだけでも痛い
  • ひたすら痛みが強くなる

詰まりを取るために、飲ませる角度を変えてみたり、乳頭だけ温めてみたり、しこりを冷やしたりいろいろ試みましたがダメでした。

母乳外来に電話するも予約満席のため断られ涙目

長女を出産した産婦人科で週1で母乳外来がありました。

たまたまその外来がある曜日だったので電話するも

  • 冷やして対処してみて
  • 予約はいっぱいで来週なら可能

という悲しい対応…。

刻一刻と痛くなる胸。

痛みに強いタイプなのですが、本当に痛くて(しかも痛さが強くなるばかりで)泣きそうになりました。

桶谷式助産院で緊急で診てもらえることに

困ったときのGoogle先生。

車で10分くらいの場所に桶谷式マッサージをしてくれる助産院があることがわかりました。

冷やしても痛みはマシにならないし、痛くなるばかりだったので電話で症状を伝えたところ、30分後においでと言われました。

もうこの時点で救われた気分に。

夫は仕事を休んで送ってくれました。

施術前の桶谷式マッサージのイメージ

恥ずかしながら、このときまで桶谷式マッサージなるものをまったく知りませんでした。

当時(約5年前)、桶谷式マッサージで検索すると

  • マッサージが痛い
  • 食生活にダメ出しされ、厳しく制限される
  • 怒られる

などなど産後情緒不安定気味の経産婦を怖がらせるような内容が続々と出てきました。

診てもらた結果、”乳腺炎”手前だった

到着して体温を計りました。

乳腺炎だと体温まで上がるそう。

患部には熱がありましたが、体温の上昇まではありませんでした。

「こりゃ痛かったでしょ〜。でもこれは乳腺炎まではいってないから大丈夫よ!乳腺炎だったらここじゃ対処できないの。手術しなきゃいけなくて母乳育児どころじゃないんだから!」

見るからにベテランの方が力強く「ちゃんと良くなるからね」と言ってくださいました。

その間も刻一刻と痛みは増しているのでした。

針で乳腺の詰まりを取り除いた

極細の針を消毒して詰まっている部分に針を刺されました。

少し出血しましたが針の痛みなんか誤差。

それくらい胸は激痛。

軽度の詰まりだとマッサージだけで栓が取れることが多いので針は登場しないと思います。

(怖がらないでも大丈夫♡)

桶谷式マッサージの施術を受ける

ホットタオルで胸をあたため、赤ちゃんが母乳を飲むときに刺激するように母乳を出していきます。

全体を大きく動かしてから絞る。

マッサージは大変ソフト。

しこりや詰まりがなければ全く痛くない施術です。

しこりは押さない方がいいんですって。

患部は風が吹けば痛いくらいに過敏になっていたので軽く触れられただけでも痛かったですが、どんどん痛みが和らいでいきました。

しこりは母乳が溜まってる部分。

胸の外側から押すと溜まっていた大量の母乳が噴水のように飛び出してきました。

「ようでてるわ、母乳。完母でも全然もんだいないねぇ」

天高く吹き上がるマイ母乳。

(出過ぎちゃうか…)

そう思いながら見つめていたことをついこの間のことのように思い出せます。

途中、ちょこちょこ固まってる母乳のかけらみたいなのが飛び出てきて、助産師さんを直撃していました。

まとめ:乳腺炎をなめちゃダメ

乳が詰まった!

しこりができて痛い!

大抵のこの症状は多くの人が経験し、自らの対処で解消できます。

2人目生んでからも乳腺の詰まり(白斑)はよくできていましたが、すべて自力で解消できました。

長女のときは、その後も数回ほど白斑ができましたが自力で解消することができませんでした。

おそらく赤ちゃんの吸引力が弱かったため、詰まりを取るのが難しかったのでしょう。

経験から言うと、痛いなーと思っても、そんなに進行しなければ自力でなんとかできる可能性は高いです。

詰まりは爪で押し出せば取れることもあります。

痛い部分は、キャベツ湿布とか里芋湿布なんてしなくても冷やせばいいです。

熱が出てきていたら、医療機関に頼ることをオススメします。

授乳期に手術なんてしんどいですから。

全国各地に桶谷式マッサージが受けられるところがあるので、完母を目指す方や母乳に不安がある方は乳腺炎になる前に定期的に通っておくと安心ですよ。

詰まるのなんかある日突然ですからね!

ちなみに、この日に駆け込んだ桶谷式助産院の助産師さんは、全国でもトップクラスの方だったそう。

めっちゃラッキーでした。

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