ツレうつの話

夫がうつヌケした方法とは?うつ病が治ったきっかけは『わたし』の変化だった

10年以上前にリアルツレうつを経験したしました。

思い返してもつらい日々でした。

ただ、この経験があるから人にやさしくなれたし、人との距離感もそれまで以上にうまく取れるようになったし、健康に気を付けるようになったし、子どもを産まないと決めていたわたしが2人の子どもを育てています。

夫がうつから脱出したのは、夫の努力の結果です。

わたしは夫がうつヌケしようとしていたのを、知らず知らずのうちに妨げていたのかもしれません。

わたしが変わったことで夫はみるみる回復しました。もっと自分が大人で、もっとしっかりしていれば夫はすぐに回復したかもしれない、なんて思うこともあります。

今回は夫がうつから回復したきっかけのお話です。

夫の体調を心配し気遣うことが普通だった

結婚前のこと…

深夜や明け方までの勤務が続いたこと、会社の先輩からの圧力で徐々に鬱症状になっていきました。

夫はもともと夜型の人で、毎朝起こしてあげるのが普通でした。朝なかなか起きれないのはいつものことで、日付が変わるまで働いていた彼がどんどん起きにくくなているのは、激務だったので当然だとも思っていました。

初めのうちは、それが鬱だなんて思っていませんでした

早く起きれるように早めに帰ることを勧めたり、「大丈夫?」「もう朝だよ!遅刻しちゃうよ!」などの声かけも普通にしていました。声掛けをして当然のことだったので、それが負担になっていくなんて思ってもいなかったのです。

うつの原因が次第に『わたし』に変わっていった

いよいよ朝起き上がれない、動悸が激しくなる…などなど会社に行くこともできなくなり、ようやく休職となりました。休職して会社からのストレスから解放されて、少しは良くなるのだろうと思っていたのですが、全然良くなりません。

オンラインゲームとmixiにドはまりして廃人となった夫を私は快く思っていませんでした。

当時、鬱に対しての理解や知識が乏しかったわたしは、家事を一切しない、寝るかゲームか、オフ会か、だけの夫にやり場のない怒りを覚えるようになります。

夫も鬱で言葉をうまく選べないのか、ふとしたことで喧嘩するようになり…喧嘩に発展すると夫は発作を起こして布団に潜り込みうなるようになりました。わたしのどんな言葉もすべてプレッシャーとなっていて、支えなければいけない立場のわたしが夫の鬱を悪化させていたのです。

当時、わたしなりにうつ病がどんなものなのか調べたり、頑張っていたつもりでした。心無い言葉を投げつけられたり、義母も混ざってわたしを責めてきたり、とかなり追い詰められてわたしも助けてほしかったことを今でも根に持って覚えています。

毎日のように怒ったり泣いたりばかりで本当につらい日々でした。(新婚さんだったのにぃ…)わたしも心療内科に行き、うつ状態という診断をもらいに行ったこともあります。(まったくうつの気はありませんと言われてしまいましたが・・・)

このままでは共倒れしてしまう!

そう思ってわたしはうつ病のことをいろいろと調べるのをやめて、支える立場の人はどう振る舞ったらいいかを調べることにしました。

気遣うのをやめわたしはわたしの人生を歩むことを決意した

どういった調べ方をしたのかすっかりド忘れてしまいましたが、何かで見つけたこの言葉でわたしは変わりました。

相手を変えることはできないが、自分は変わることができる

わたしがしてきたことは夫を変えようとばかりしてきたのかもしれない

そう思って、自分が変わることにしました。

当時、夫の心配をしている時間が長く、自分のことは後回し…客観的に見て異常じゃないかと気づきました。

わたしにはわたしの人生があるし、何も共倒れすることはない。

わたしが元気で、笑っている時間が増えれば夫もわたしのことを負担に思うことも減るだろう…そう思って別行動をする時間を増やしました。

  • ひとりカラオケに行った
  • ひとりで琵琶湖を半周した
  • 義実家から離れるべく引っ越しをした

わたし自身のストレス発散と、ストレス要因から物理的に離れるようにしたのです。

わたしのストレス発散は当時はカラオケでした。そして、ストレス要因は「頻度の高い義母との関わり」と「オンラインゲームに没頭している夫の姿を見ること」だったので、物理的に距離を置きました。

わたしは少しずつ自分らしさを取り戻し、うつ病である夫を受け入れる余裕ができました。

喧嘩もほとんどしなくなり、泣いたり怒ったりしていた時間も減りました。

ここから回復らしい回復がスタートしました。

さいごに

綺麗ごとでもなんでもなく「自分の人生を歩むこと」が心身に良いんだと思います。

自分の意思を伴わない激務が続くと体調を崩し、精神状態も悪くなるのは「自分の人生(時間)を自分で歩めて(使えて)いない」からではないでしょうか。

楽しいや嬉しいという感情を優先していくと、不思議と物事が好転します。

自分の人生を自分の意思で生きていけてないなと思う人は、ちょっと考えてみたらいいことがあるかもしれません。

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