リアルにツレうつだった桃山美月(@nekoko_shufu)です。

先日、夫のうつヌケのきっかけを書きました。

きっかけは、わたしが心配しすぎるのを辞め、わたし自身の人生を生きようとしたことだったのですが、体調のいい時間が増えてきた夫がした努力がうつヌケに至ったのは言うまでもありません。

幸い、夫は「死にたい」という考えに支配されることは全くなかったそうで、治すにはどうしたらいいかに注力してくれました。

今現在うつ病発症以前よりもパワーアップしている夫が、うつヌケするためにやったことをご紹介します。

自分が納得できる病院を探した

もういくつの心療内科や精神科に行ったかわかりません。

医者はていねいに話を聞いてくれるものだと思っていたので、話を聞いてくれずに薬だけ出すという医者に当初は不信感すら覚えていたものです。

今だからわかりますが、医者はカウンセラーではありません。

症状を聞いて、その症状が緩和されるように処方するのが医者の仕事です。

話をよく聞いて、どうしたらいいかを考えるサポートをしてくれるのがカウンセラーのお仕事。

最終的に落ち着いた病院は、院内の雰囲気がよくて医師が余計なことを言わない病院でした。

何が余計な一言になるかは人それぞれなのだと思いますが、病院に通うことに疲れないことはとっても重要でした。

  • 待ち時間が長すぎない
  • 話を端的にわかりやすくしてくれる
  • 薬の副作用の相談にきちんとのってくれる
  • 減薬に協力的

だいたい毎回やることが同じであれば負担は軽いですし、疑問があったときに質問すると端的に説明してくれると、家であれこれ悩まず調べ続けて途方に暮れることもありません。

うつ症状で大変なのに病院選びに奔走しなければいけないのは大変でしたが、合う病院が見つかって快方に向かうことができました。

投薬だけでなくカウンセリングを受けた

病院併設のカウンセリングだと安いところもある

当初は投薬だけで治そうとしていましたが、会社を休んで数か月だけでは回復することができませんでした。

病院探しにも時間がかかりましたし、先にも書いたように、医者はじっくりと話を聞いてくれる存在ではありません。

当時はまだ20代前半で薄給だったため、高額のカウンセリングを受けるという決断がずっとできませんでしたが、2番目に長く通った病院では30分2,000円くらいで受けられたので、夫婦でカウンセリングを受けることにしました。

身内も一緒に受けられる

病院によるのかもしれませんが、わたしも同席ができました。

わたしも精神的にまいっていたので、何度かひたすら愚痴った記憶があります。

残念ながら、当時のわたしは愚痴ったところでさらにみじめな気持ちになるだけでまったくスッキリしませんでした

これからどうすればいいかを考えるきっかけにはなったのでしょう。

夫のうつヌケのきっかけでも書いたように、わたしなりにうつ病を調べていった結果としてわたしはわたし自身の人生を生きようと決めたのでした。

カウンセラーさんから「旦那さんはちゃんと治ろうとしている」「旦那さんはあなたを困らせようとしているわけでもないし、敵ではない」という言葉は今思い返すと支えになった言葉でした。

自己分析を手伝ってくれるのがよかった

夫曰く、生い立ちからこれまでの生き方から、どういう思考の傾向にあるのかをカウンセラーさんと一緒に掘り下げたそうです。

自分のウィークポイントや強みなどがわかったそうです。

決してカウンセラーさんが分析して診断したり、これはこうなんだと断定することはなかったそうです。

あくまで、夫本人が気づくための手伝いをするのみ、だそう。

カウンセリングは受けて本当に良かったと言っていました。

自分の状態を記録するためにブログを開設した

今は封鎖してしまいましたが、当時はサプリメントや運動、病院でのやり取りなどなどを記録するブログを更新していました。

今ほどうつ病の方のブログは多くありませんでした。

というより、ほとんどなかったように記憶しています。

同じようにうつを患っている方からコメントをもらっていて、更新頻度が低いわりに需要の高いブログだったようです。

さっき調べてみたら知恵袋的な質問サイトに参考になるサイトとしてリンクも貼られていて、やっぱり夫はすごいなーと惚れ直しました。

書き出して振り返ることで、思考パターンや自分を客観的に見つめられるため、とても役立ったそう。

自己啓発系の本にもよく書き出すことの重要性が書かれていたりするのですが、うつにも有益のようです。

【結果】完解ではなく完治といってもいいくらいに回復した

うつ病は完治ではなく完解という表現で診断書に治った旨が書かれます。また再発するかもしれないけど一旦良くなったよということだそう。

わたしは、あー…また同じような思いをしなきゃいけないのか…と感じました。

しかし、自分の弱点がわかった夫は、ストレスの受け流しや、ストレスと感じるほど思い悩まない(思い悩まなくていいことだと判断できる)ようになりました。

他人はそれほど自分のことをたくさん考えていないですし、発した言葉を重く受け止めなければいけないほど深く考えて発言していません。(たぶん)

夫婦の共通見解は「自分がありたい自分でいれば結果は付いてくる」です。

嫌われたからといてこちらから嫌う必要もありませんし、嫌われているのに無理して仲良くしようと努力する必要もありません。

夫は良い評価をされたいし、嫌われたくない…けれど少々ビッグマウスで反感を買いやすい人でした。

ビッグマウスを封印し、やるべきことをやり、嫌われていても気にせずにフラットに接するようにしました。

すると良い評価をされるようになり、あまり嫌われたりしなくなりました

嫌われなくなったというよりも、味方が増えているようです。

かれこれ10年、うつ症状をぶり返していませんし、社内の休職経験者にしては珍しく出世街道に乗れそうなところまで来ています。

ずっと一緒にいるわたしから見ても、とても強い人になったなと感じています。

まとめ

昔は寝込んだり落ち込んだりしていたことも、夫は一切気にしなくなり、寝込むことはなくなりました。

生まれ変わったとまでは言えませんが、格段にパワーアップしていると感じています。

 

今回書いた、病院選びやカウンセリング、記録を付けることのほかに、わたしが誘ったヨガやアロマも良かったと言っています。(アロマはわたしがアロマ検定1級まで取得したのですが、夫の方がハマってしまいました。)

うつ病は完治もあり得るんじゃないかな?と思えるくらい回復するパターンもあるんですよ、というお話でした。

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